wakasagi fishing(とち)

tapitocchi2006-03-09


 今週早々、東京地方では春一番が吹き、昨日に至っては最高気温19℃。ようやく間近に春の訪れを感じる頃になりました。でもそれはあくまで今週のこと。
先週末は我等がアルコールリーダーに冬の風物詩・氷上ワカサギ釣りへ、夫婦揃って連れていっていただきました。


もちろん2人共ワカサギ初心者。
2人共「かりあげクン」での知識しかありません。


群馬・赤城山にある湖に到着。
湖面にはマルムシみたいな1人用防寒テントが点在。そんなの「かりあげクン」では描かれていなかったので、何とも新鮮な光景。
リーダーの装備は万端で、さすが4年のキャリアを感じました。
一方初心者の我々はワカサギ釣り名人のTさんに、穴の開け方からエサの付け方まで教えていただく。
エサは○○虫。
その○○虫を針にぷちっと刺して、お尻の部分をチョンとはさみで切ります。
本当は釣りをしながらポテチを食べようかと思っていましたが、素手でエサをつかむため食べられません。


釣りを初めて10分あまり。
なんと氷上でバーベキューが始まったので、夫婦揃ってご相伴にあずかりました。
そこに並ぶは新鮮な鹿肉やとり肉のお刺身。ビールに合うのでパクパク食べていると、次から次へと美味しいものがやってきます。ワカサギやタコ、椎茸の天ぷらにボタン鍋、鮎の開きにワカサギの残酷焼き……。新鮮なワカサギは、身がふわふわしていてやわらかく実にうまい。
総勢20人ほどいらっしゃいましたが、初対面の我々にみなさん温かく接してくださったので本当に幸せな宴でした。更に私はお餅を6つも食べてしまいました。


昼酒はまわります。
すっかり良い気分になって釣りへ戻ると、釣り場は日陰になってしまっておりました。
そんな中、Tさんがお手製の釣り竿と仕掛けを持って来てくださいました。
素敵なオリジナル釣り竿で釣りを再開するも、あまりの寒さにくじけてしまった私は、せっかく来た当たりを風によるものだと勘違いして見逃し、結局1匹も釣れず。
それを横目にたっちゃんは2匹も釣り上げていました。(あれ、いつ釣ったんだっけ?飲んだ後だっけ?)


釣り堀みたいに釣り糸をおろすそばから釣れるものだと考えていましたが、そう甘くないものですね。
ありがたい事にお土産のワカサギをいただき、赤城山を後にしました。


我が家に到着後、新鮮なうちに調理をとお土産袋を開けてびっくり!
ワカサギくんが大量に入っていました。
釣れたのはたったの2匹だったんですけどね。
いただいたワカサギくんは南蛮漬けに。


調理を始めたのが午後11時ごろ、出来上がったのは午前1時半。
我が家の一番大きいボウルに山盛り一杯の南蛮漬けが出来上がりました。


釣れなかったのは残念ですが、本当に楽しい一日でした。
リーダー、本当にありがとうございました!