字面ばかり追っても内面には迫れないんだ(た)

いままでずっと避けてきた福井晴敏ですが、本屋で

Op.ローズダスト(上)

Op.ローズダスト(上)

こいつのストーリーを見て以来、絶対読みたいと思ってみていたところ、
某先輩の
「福井って【川の深さは】【TWELVE Y.O.】【亡国のイージス】って結構つながってるから、たぶん、全部読んでおかないと、この本も単語の意味わからんと思うで」(某といいつつすでに地域でスクリーニング)
という一言で、不本意ながら全部読破致しました。
はい、ずばり食わず嫌いな自分に鉄拳制裁。
むちゃくちゃおもろかったんですが。
もちろん、武器の名前も、飛行機の構造も、戦艦の構造もまったくわからぬままの読書でした。
いままでで一番分からない言葉が多い読書でしたよ。
とはいえ、男の世界じゃないですか。
ブンタ・スガワラの世界じゃないですか。
「愛国」とかずいぶんと大きなテーマだったりしてみたところが、終わってみれば「家族」のために一心不乱のサラリーマンを応援しますとも受け取れちゃう感じじゃないですか。
自分勝手な解釈じゃないですか。
愛国どころか、やっぱり、愛僕でした。
ラブ・ミー・テンダー


そして、【慟哭】【プリズム】と華々しいデビューを飾った貫井徳郎さんですが、

愚行録

愚行録

ずばっと、僕の貴重な時間を返してくださいよ。
こんな本のために貴重な夜の時間を費やした俺こそ愚行録。


ってことで、いよいよ、明日から【Op ローズダスト】に突入です。
ようやく辿り着いたこの段階で、昨日、前述の某先輩より、
「かわばっちゃん、これ、あかんわ。過去最悪だわ」
ってコメントを有難くも頂戴していることからは、目を瞑っておきます。


そして、仕事の移動中にはようやっと【ダヴィンチ・コード】に突入です。
お借りしておきながら、ようやっと着手することろです。
おかあさま申し訳ありません。お詫びの言葉もございません。お詫びの言葉がございません。(出入禁止)