honey honey honeymoon2(とち)

  • つづき-

ビンタン島2日目。
6時半くらいに起床。
2人そろって海岸へ散歩へ出かける。
朝の海岸にはいろいろなものが打ち上げられていて面白い。
小さい貝がびっしりついたビーチサンダルやハングル文字の書かれたペットボトルが波打ち際に点在していました。浜辺には無数の小さな穴が。ヤドカリの穴かと思われ、そこからヤドカリが飛び出すのを期待していましたが、残念ながら穴から飛び出すヤドカリをお目にかけることはできませんでした。
1時間ほど散歩した後、ビンタン島のブッフェ朝食はいかがなものかとtree topレストランへ。



ここの朝食は種類はそれほど豊富でないものの、どれも本当に美味しい。
なぜか寿司も3種類ほどあり、取ってみる。サーモン握りにはなぜが海苔が巻いてある。
西洋人のちびっこが、口の周りにピーナッツバターをべっちょり付けて菓子パンを物色していたのがとても印象的でした。だってマンガみたいだったから。


この日、私にはとてもラグジュアリーなプランが待ち受けていました。
そう、スパ・トリートメント。エステですな。
「RENEWAL」という約1万2千円ほどのプランを選択。フットバスに始まり全身トリートメント、フェイシャルのおよそ2時間のコース。
エステに行くと必ず寝てしまうのですが、今回も体中をラッピングパックされている間、グーグーと寝てしまいました。結婚式後に坂道を転がり落ちるように荒れていった肌がすべすべになりましたよ。お肌の快調は帰国後も続いております。エステに病み付きになりぎみな私。これからもたのむよ、たっちゃん。



トリートメントが終わると、たっちゃんの待つ海へ。
海のそばにあるレストランで昼食後(ここのパスタとピザもうまかった〜)、待ちに待った水遊び!
ほんと有り難みのない行為としか思えませんが、この日しか海で泳げないので仕方ない。
すでに真っ赤になっているたっちゃんに負けじと、私も太陽の下へ。
たっちゃん、焼けた肌に日焼け止めを塗っていたけど、効果はあったのかなかったのか。
プライベートビーチのすぐそばにもプールがあるので、プールサイドのチェアを陣取る。
久しぶりの海水浴。冷たい海水と暖かい海水があり、ちょっと泳ぐと体が冷えるのでプールサイドに戻って日向ぼっこ。日向に戻るとまた太陽が私を焦がす。今度はプールに入ってみたり、また上がって寝っころがっての繰り返し。
午後一杯、海水浴とプールを楽しんでお部屋へ。



午後7時半からは海鮮バーベキューを予約していたので、それまでのんびりと過ごす。
真っ赤なゆでダコさんになってしまったたっちゃんも私も、翌日からは地獄の痛みが待ち受けているなんて思いもよらなかったよ。



バーベキューの支度に来てくれたのはインドネシア人のスタッフであるイブラヒムさん。
彼は日本語の専門学校に通っていたらしく日本語が上手。5人の子どものパパで、末っ子の女の子はサユリちゃんという名前だと教えてくれました。そんなイブラヒムさんには、日本で一番有名な女優の名前がさゆりなんですよと教えてあげました。
バーベキューは軽く4人分はあろうかというほどモリモリ。白身魚と牛肉、エビ、見た目が焼き鳥のようなサテーが焼かれ、あとはナシゴレン、ミーゴレン、インドネシア風の豚キムチのような料理に、オックステールのスープ、デザートにはパンプキンのココナッツミルクと新鮮なフルーツ。
1時間ほど2人でもりもり楽しんでいましたが、昼間の遊びで軽くお疲れ気味の我々。一度昼寝をしてからまた食べよう、という話になりました。



しかし、結局起きた後も食べることはありませんでした。
ここで食べきれなかったことが、本当に心のこりでなりません。




夜。
得体の知れない高熱と大量の発汗、そして体の痛みに襲われた私。
1時間ごとに起きて、ペットボトルの水を飲みながら不安な一夜を過ごす。
鳥インフルエンザか、はたまた熱帯地方で発病するデング熱か。



病名は2日後に判明。
なんとプール熱にかかっていたのでした。