イルカ症。(た)


水族館に行ってきました。
すっかりお洒落スポットとなってしまった品川でロマンチック水族館デートと洒落こんでみました。
館内に入るなり、サメの水槽があり、全面ガラス張りとなっていて頭上を泳ぐ魚を見れる構造になったトンネルをくぐり、奥に向かうと・・・。


「え?これで終わり?」
「はぁ?これで1,800円って高くない?」


とのたまう僕ら。
お洒落スポットには向いていない二人ではありました。
ええ、店の雰囲気とかより、「ビールがジョッキで出てくるかどうか」で店を選ぶような二人ですからね。


とはいえ、360度どこからでもステージ(プール)を見れるってのがウリなイルカショーはすっかり楽しんできちゃいました。


プールがせまいせいか、イルカの動きがやたら速く見えるんです。
あの素早い動きを見ていると、去年の秋のニュースを思い出されてきました。


軍用イルカ、ハリケーンで逃げ出す=毒矢装備、ダイバーに危険も−英紙」
英紙オブザーバー(電子版)は26日までに、超大型ハリケーンカトリーナ」が8月末に米南部を襲った際、米海軍が飼育する軍事用イルカがメキシコ湾に逃げ出した可能性があると報じた。イルカは水中でウエットスーツを着た人間に向けて毒矢を放つ訓練を受けており、ダイバーやサーファーが襲われる恐れがあると懸念されている。
時事通信


これだけではなく、イルカに爆弾をつけて、イルカ魚雷として船につっこませたりもしていた模様です。
人間って恐ろしいことばっか考えるんですね。


そういえば、イルカって語源は「ちのか(血臭)」ってとこからきているらしいです。
こちらは、昔、イルカ漁は、モリでイルカをつついて行われ、捕られたイルカが血の匂いプンプンだったから、ということらしいですが・・・。
イルカと血生臭いことってのはどことなく縁があるのでしょうか?


とはいえ、水族館のイルカはそんな血生臭いこととは無縁で、ただただ人を癒してくれるだけの愛らしい存在なのです。
しかし、こんな愛らしいイルカくんたちも、漢字にすれば「海豚」。
かわいそすぎるよ、イルカくん。